Arler Erde （アルルの丘）

ウヴェさんの２人用ワーカープレイスメント
２人用でもプレイ時間及び質量的に重量級です。
　
１８世紀の東フリジアにある小さな村アルルで家族ともども数々の仕事をこなします。
湿原を乾燥化させ、農地を耕し、家畜を繁殖させます。
村で職人として腕を磨いてもいいし　適切な家を建てるのも有益です。
他の村と資源を交易し、製品の質を高めるために運搬車をつかいましょう。

コンポーネント

ウヴェ・ローゼンベルク作　人数：２人
　
ゲームボード

各種建物タイル・木製マーカー・木製駒を配置します。

この作品はカードはありませんが　建物タイルが複数あり、プレイアビリティを高めています。
　
旅の目的地／納屋ボード

そこには、旅の目的地タイルを配置します。

サプライボード

森林・厩・荷車・小屋・穀物畑・布タイル

これらを配置します。

ホームボード

泥炭地

そして指定されたサプライを設置します。

全体像

一画面に入りませんでした。（笑）

（目標）

最多勝利点

• 布タイル＆資材タイル
• 納屋機材
• 旅の経験値
• 道具
• 資源トラック
• ホームボード上の得点
• 供給の滞り

（終局）

９ラウンド

概要

ホームボードの充実

• 灌漑

堤防を動かして海を隔て土地を広げる。

• 泥炭

泥炭地を整備し泥炭を確保しつつ土地を開拓する。

• 畜産

各エリアに同種２匹づつ飼えるが今作では増えない。
増やすためには小屋や馬屋で繁殖が可能。
見落としがちだが、堤防の上にも動物が置ける。（笑）

• 建物＆田畑

広げた土地に建物タイルを配置しボーナスを貰ったり　資源の元となる田畑を耕したりします。

製品のグレードアップ

• 荷車

荷車の枠からはみ出さない様に資材を配置したら棚卸時に製品を獲得できる。

• 旅の目的地タイル　

製品を売却することにより食料を得ます。
売却に利用した旅タイルはホームボードの経験トラックに配置します。

棚卸し

いわゆる収穫期　１１月と５月に発生

マーカーを全て配置したら迎えます。

• 荷車の荷を降ろす
  • １１月
    • 羊・牛の頭数により食料を得る
    • 田畑等から資材を得る。
    • 食料３泥炭２を支払う（穀物・動物・丸太で代用可能）
  • ５月
    • 家畜の繁殖
    • 毛刈り
    • 食料３を支払う（穀物・動物で代用可能）

・・・・めっちゃ　緩いです。
おかげでアクション選択に集中できます。

準備

• 各種ボードにタイルを配置する。

• 丸太４枚・粘土４枚・泥炭駒３個を受け取ります。

ルール

アクションボードには、夏アクションと冬アクションがあります。

夏冬はラウンドマーカーにしたがい、季節アクションを交互に選択しますが１回だけ反対の季節のアクションを行えます。
但し、行うとスタートマーカーを相手に渡す事になります。
　
全てを配置し終えると、棚卸しし　マーカーを回収し反対のアクションにマーカーを設置し次ラウンド開始します。
一部アクションには、技術レベルがあり該当資材を消費することによりアクションを強化することが出来ます。
　　
アクションにより、各種資材の調達　及び　加工を繰り返しホームボードを拡充していきます。
　
９ラウンド後　勝利点計算を行い　高得点の人が勝者です。

アクションが初めから全て公開されているので、どれから選んでいけばいいか戸惑いますが、とりあえず建物タイルを全て読み込みどの建物を取ろうかと方向を決めて下さい。
なんとなく、必要な資材が見えてくると思います。
２人用なのでバチバチの場所とりが行われるかと思っていましたがアクションが多いので余り気にはならないと思います。
ただ、次の季節を見据えたアクションを心がけないと　「しまった～」と思うことがしばしば起こりますよ。
　
結構　時間がかかりますがのんびりと楽しむことができます。