ワーカーが20個もあるワーカープレイスメントゲーム
この沢山の労働者を有効に扱うことができるか?
プレイヤーは宮廷建築士として、国のあらゆるところに様々な建物を建築し競い合い国王へよい印象を与え貴族階級の維持に努めます。
その為、協力者を雇い建築を監督をするが、ライバルからの妨害工作もの可能性もあります。
高潔なままでいくか、裏社会を暗躍するかもプレイヤー次第です。
コンポーネント
SHEM PWILLPS作 人数:1~5人
メインボード
プレイヤーボードと労働者駒20個
- この20個のワーカーを1つづつ使用しゲームを進めます。
建物カード
- 主な得点源 右上の黄色い印が勝利点となります。
- 建設には、協力者カードのシンボルも必要になる場合があります。
- また、配置時・終了時に効果が発生する場合があります。
協力者カード
- 建物カードの建築に必要なシンボルがかかれています。
- カード自身にも、獲得時・場所アクション使用時等に効果が発揮する能力があります。
(目標)
最多勝利点
ポイントの割振りはプレイヤーボードの下部に書かれています。建設カード
大聖堂
モラルによる勝利点
借金カードによる減点
終了時に借金カードがあると1枚につき-2点になります。資材・お金・囚人数
- 金と大理石は1点 お金は10枚につき1点 囚人は2人毎に-1点
同点時
- 美徳が最も高いプレイヤーが勝者です。 それでも同点の場合は、銀貨が最も残っているプレーヤーが勝者です。 それでも同点の場合同点のプレーヤー全員が勝利を共有します。
(終局)
ギルドホールにワーカーが人数による規定数に達した時
その後、全員1手番を行い終了します。
概要
メインボードは、ざっくりとこんな感じになっています。
各プレイヤーは交互にワーカーを1つ置いて効果を適用し資材等をそろえ建物を建築していきます。準備
プレイヤーボード
- 労働者駒20個
- 建物カード4枚をドラフトし3枚を手札に残し1枚を山札の下に戻す
- スタートプレイヤー(3銀)(次プレイヤー毎に+1銀)
ルール
ワーカー配置
- 各地区にワーカーを配置し、資源・人材・建物カードを獲得
- メインボードにある円にワーカーを置きます。
- 大きい円にはワーカーを複数 小さい円には1体置けます。
- アイコンに書かれていますが、2体なら2つ 3体なら3つと数が多いほど効果が高くなります。
ギルドホール(建築)
- このエリアにワーカーを配置すると、手札から建物カードを場に出したり、大聖堂を建設できます。
- ここに置かれたワーカーは回収できません。
- 人数分のマスが埋まると終了トリガーが発生します。
ワーカーの捕縛(都心部)
このゲームの肝
ここにワーカーを配置することにより1体につき1色のワーカーを捕縛し自分の牢屋に確保します。
- 自ワーカーならば回収となります。
- プレイヤー数1~3人では、2箇所から1色のワーカーを捕縛します。
- 4~5人は1箇所です。
- ワーカーが増える毎に捉える色が増やせます。(要コスト:お金)
- 自分の置いたワーカー自身込でこの場所のワーカーを捕縛することも可能
牢獄
謎の多い施設。
- 捉えた相手ワーカーを牢獄に送り報酬を得る。(わかる)
- 投獄されている自分のワーカーを救出する。(わ、わかる)
- 相手牢屋に監禁されている自ワーカーを5金か借金カードとモラル低下を引き換えに脱走させる。(え? 牢獄関係ないやん)
- 6銀支払い借金を返済する。(なんで ここに?)(笑)
- 闇市のリセットが起こった時、自ワーカーが3体以上いるとモラルが1低下(わかる)
- 同時に、ワーカーが最多だと借金カードを獲得(なんで 監獄が発行?)(笑)
ワーカープレイスメントの特徴の一つである、早いもの勝ちの場所取り要素が少なく また ワーカー維持の食料要素がないのでゲームに集中できます。
全体的にワーカーの数が増えると効果が高くなるので上手く決まると達成感があります。
協力者カード、建物カードにも各自の要素があるためリプレイ性も高いです。
それでいて、ボッチ要素が強いのかと言うと 捕縛によるインタラクションが高めの妨害要素があります。
完全に邪魔をするので、その要素が苦手な人には合わないかな?と思ったりします。
ですが、ワーカープレイスメントゲームとしては、自分の行動指針の見通しがよく初心者にもお勧めできるゲームと思いますよ。