Founders Of Teotihuacan (ファウンダーズ・オブ・テオティワカン)


あのワーカープレイスメントのテオティワカンが、今度はパズルゲームとなってやってきました。
雰囲気を残しつつ悩みどころが多いが、ダラダラと伸びず収束性バッチリなパズルゲームになっています。

コンポーネント

Filip Gtowacz作 
人数:1~4人
メインボード プレイヤーボード4枚 仮面タイル15枚(3種✕5枚) 礼拝タイル36枚(3種✕12枚) 建物タイル90枚 神殿タイル38枚 ピラミッドタイル46枚 ボーナスディスク9枚 太陽・月マーカー スタートプレイヤーマーカー1枚 アクションディスク24枚 恩恵トークン4個 得点トークン4個 建築士コマ4個 資源駒90個(3種✕30個)

(目標)

  • 最多勝利点
    • 礼拝タイル
    • 仮面タイル
    • ピラミッドタイル

(終局)

  • 規定ラウンド

概要

メソアメリカでもっとも偉大な都市の一つが設立された時代にさかのぼり、再びその歴史の一番になりましょう。
建物・神殿そしてピラミッドを建設し偉大なアメリカ先住民文化の基礎を設計しましょう。

  • タイル配置ゲーム
  • 建物・神殿・ピラミッドエリアの建築か影響をディスクパワーを調整しながら選択し、個人ボードの発展を目指します。

アピールポイント

  • 見慣れた記号や関連するアクションがあり前作の雰囲気ある。
  • ルールは理解しやすい。
  • タイルの配置制約が少なく自由に置ける。ただし、得点化に繋げるのが難しく遊びがいがある。
  • 礼拝タイルは所持するだけで得点化するのではなく、使用する事で得点となる感覚が新鮮。
  • ボーナスディスクの配置と使用タイミング、そして取り合いが楽しい。

プレイヤーアクション

  • 所持アクションディスクを、アクションスペースに配置する。
  • 獲得したタイルを個人ボードに配置する。

ルール

  • 獲得したいタイルの必要コストはタイルのサイズを目標にします。
  • この場合2〜4になります。




  • プレイ開始時は、ランダムにボーナスディスクが置かれています。
  • ボーナスディスクは、コスト1そして、記載されている効果を得られます。





  • 手番プレイヤーはボーナスディスクの上に最大3枚まで(コスト4)自分のディスクを置くことが出来ます。(ボーナスディスクの効果を得られます。)
  • 他のプレイヤーディスクの上にも置けます。(合計3枚まで、しかしボーナスディスクの効果は得られません。)

  • その後、建築アクションか影響力アクションを行使するかを決めます。
  • 影響力アクションは、1枚置くだけで効果を発揮します。

 

エリアは3分割されています。

  • 資源を得られる建物エリア
  • ボーナス得点源になり得る礼拝タイルを獲得できる神殿エリア
  • 得点源になるピラミッドエリア

建物エリア

  • 獲得したタイルを個人ボードに配置すると

  • タイルの辺に沿って資源が湧きます。

  • 周囲に邪魔が無いと

  • 全方向に資源が湧きます。

  • 壁や他のタイルがあると

  • 資源は避けて湧きます。

  • 得られた資源は、神殿・ピラミッドエリアのタイルを購入する時に必要です。

神殿エリア

  • 神殿エリアでは、タイルの他に礼拝タイルが得られます。
  • タイルを得るには、プレイヤーディスクのパワーに加えて資源コストが必要になります。

  • 資源コストには追加コストも記載されています。
  • この場合、パワー4のプレイヤーディスクを配置したら石を2個支払えば獲得できますが、パワー2のプレイヤーディクスの場合 石に加え木材を2個支払えば獲得できます。 要はプレイヤーディスクの節約が可能です。
  • 個人ボードにタイルを配置出来たら、礼拝タイルを一つ獲得できます。空いたマスには即座に補充されます。

ピラミッドエリア

  • ピラミッドタイルのコストは全て4扱いです。
  • 個人ボードの中央のマスに配置できます。
  • ゲーム終了後、エリア毎の得点源になります。

影響力アクション

  • 各建物エリアに1つ対応する資源を沸かすか、1マスの建物タイルを好きな組み合わせで配置出来る。

  • 獲得した礼拝タイルを実行して効果を得る。使い終わったタイルは対応する礼拝タイルの山の底に戻す。

  • 実行する度に勝利点を得て、さらに所持している礼拝タイルを1枚礼拝タイルの山の底に戻しメインボードに公開されえいるタイルを1枚得る。


これらの効果は、使用するディスクパワーに左右されません。

配置ルール

  • 獲得したタイルは建築士が居るエリアにしか配置できません。
  • 建物・神殿・ピラミッド

  • 建築士1手番(1アクション)毎に移動します。
  • 移動を見越したタイルの運用が必要となります。


 

  • ピラミッドタイルを獲得したら、個人ボードの中央に配置します。
  • タイルは、建築士の位置に影響されます。配置位置に注意が必要です。
  • 1段目に配置すると、その下のボーナスが得られます。
  • タイルが得られると、それは建築士の位置の影響は受けません。好きな場所に配置できます。しかし、仮面を埋める様には置けません。

  • 最終得点は、ピラミッドタイルの枚数✕段の得点✕エリア毎の対応した神殿タイルの枚数となるので、集中するように意識するのが必要です。


  • 仮面タイル

早いもの勝ちのボーナスタイル

獲得するためには、色に対応している仮面スペースを

タイルで全て覆うことで獲得できます。

準備

  1. 人数に合わせて、建物タイルを配置する。
  2. 人数に関係なく、各神殿タイルを2枚配置する。
  3. 礼拝タイルを裏向きに山にし神殿タイルの横に置く。
  4. ピラミッドタイルを2枚づつ配置する。
  5. ボーナスディスクを人数に合わせて配置する。
  6. ラウンドトラックを人数に合わせて配置する。
  7. 仮面タイルを人数に合わせて用意する。

  • プレイヤーボードの面を合わせて用意する。
  • プレイヤーディスクを人数に合わせて受け取る(2/3/4)(6/5/5)
  • ピラミッドタイルを3種1枚受け取る。
  • 空白タイルを受け取る
  • 建築士駒を配置する。(人数に合わせてずらす)

  • 個人ボードに、3枚のピラミッドタイルを配置しボーナスを条件通りに得る。
  • 礼拝タイルを公開する。

新しい感覚のパズルゲームです。
ただ、マスを埋めるのを目指すのではなく効率よく資源を獲得出来るスペースの確保や、得点がとれるタイル配置を模索するのが楽しいです。
そして、プレイヤーディスクがラウンド毎に1枚ずつ減るので、どのゲームでも終盤の時間は伸びるものですが、これはアクションが限定されるのでスパッと切れ味鋭く終わります。
だたし、ボーナスディスクを活用することで思った以上にアクションが行なえます。
また、得点化の方法も多いのでいろいろな工夫を行える楽しさもあります。