TALDER WIKINGER (バイキングの谷)


2019年度のキッズ大賞となった作品
ボウリングの様に樽を倒してバイキングチップを動かし双六の様なアクションで金貨を狙っていきます。

コンポーネント

Wilfried and MarieFort作
人数:2~4人
バイキングの谷ボード7枚 バイキングの旗チップ8枚 バイキングチップ4枚 打出し板1枚 船4艘 ボーリングの大玉1個 金貨24枚 木製樽4本

(目標)

  • 金貨を集める。

(終局)

  • ストックの金貨が無くなる。

概要

バイキングの谷では、毎年大玉ボウリング大会が開催されています。
大玉を転がし、戦略をもって桟橋の上を進み、最良の場所にいるバイキングは金貨を一番多く手に入れます。 しかし、行き過ぎて海に落ちてしまったバイキングは手ぶらで帰らなければなりません。
勇気と技、そして多少の危険を冒す積極性が求められます。

アピールポイント

  • シンプルなアクションゲーム
  • バイキングチップの移動駆け引きが楽しい。
  • 立派なコンポーネント

プレイヤーアクション

  • 打出し板で、大玉を転がし樽を倒す。
  • 樽の色と同じバイキングチップを1マス進める。

ルール

  • 発射台に大玉を置き、樽をめがけて打出し板で大玉を打ち出す。




  • 倒れた色のタイルに合致したバイキングチップを桟橋の空きマスに1マス進める。
  • 進むマスに予めバイキングチップがあれば飛び越して進める。(緑→赤→黃の順で動かしてみた)




  • 樽が倒れるまで繰り返し打ち出すことができる。
  • バイキングチップを動かす手番はプレイヤーが自由に決めることができる。
  • バイキングチップが桟橋を超え、海に落ちれば決算発生




  • バイキングチップがあるマスの旗チップに従って金貨を受け取る。
    • 対象の色が自分と同じなら、他のプレイヤーから金貨を1枚づつ受け取る。
    • 対象の色のプレイヤーから金貨を1枚受け取る。
    • ストックから金貨を受け取る。
  • 桟橋の先端から順に処理を行う。
  • 支払う金貨がなければ得られない。
  • 倒れた樽は、次の手番のプレイヤーが任意の場所に配置しゲームを続ける。

準備

  • バイキングの谷ボードを組み立てる。
  • プレイヤーはバイキングチップと船を手に入れる。

  • バイキングチップを桟橋の一番左に置く。
  • 全ての船に金貨を1枚入れる。
  • バイキングの旗チップ8枚をランダムに桟橋の旗チップ置き場に置く。
  • 樽4本をゲームボード中央の穴に配置する。
  • ※プレイヤーが居なくても全てのバイキングチップを使用します。(NPC化)

シンプルなボウリング形式の双六ゲーム
インストも短くすみ、すぐにゲームを始められます。
アクション自体は戸惑うことなく行うことは出来ますが、倒した樽に対応したチップを動かすのが悩みどころ。
1マス動かすだけですが先が詰まっていると思わぬほど進むことになるのでどの樽を倒すかが重要になって思い通りに倒せるか?と緊張できるのが楽しいです。
桟橋付近にバイキングチップが集中してくると場は盛り上がってきます。(笑)
 
だた、ゲーム年齢は6歳から遊べるとの事ですが、やろうと思えば樽を倒すのに一色を狙い撃ちが可能な事と、チップの移動で狙って海へ叩き込むのも可能だから小さい子供達が遊ぶときは気にかけてあげないといけないかな?と思ったりします。

  • やる気みなぎる打ち出し棒のイラスト、ゲームのフレーバー的なバイキング船なのに作り込みがすごい作品です。