天候を自由に操作できる夢のウェザーマシン
ところが、それはバタフライ効果で災害をもたらす欠陥品だった。
欠陥を改修しながら、新たな試作機をつくりだす為にラティーヴ教授派の科学技術者として名を残せるような行動を行っていきます。
概要
- 個人ボードが研究室です。プレイヤーは研究者となり政府から援助を受けながら、ポッドや薬品を調達し研究室の拡充に努め、ウェザーマシンの起動実験して欠陥部分のレポートを作ります。また、気象研究を進めレポートを作り、それらを元に論文を発表し、その論文の実験立証してやっと表彰される。と言う膨大な手間がかかります。
アピールポイント
- メインアクション自体は、プレイヤー駒を移動させるだけ。
- ゲーム進行、各アクション使用時は アイコンで示されているので理解しやすい。
- コンポーネントが豪華
- 超重ゲー作家で有名なラセルダ氏の作品
プレイヤーアクション
- プレイヤー駒を4スペース内の1つに移動させる。
- パラメーターコストを増減させてアクションを実行する。
ルール
ウェザーマシンは、3つのフェイズに分かて それぞれ順に処理をしていきます。
フェイズA
- 援助タイル1枚か投資タイル1枚を使用できる。
- 科学者を移動する。
- アクションを実行する。
- 論文トークンを配置する。
ラティーブ教授
- ウェザーマシンの開発者 問題解決のためには気候変動もいとわない実験を繰り返すマッドサイエンティスト!
- 教授の居る右隣にプレイヤーが来れば科学許可証を1枚渡し、次の場所に移動する。
- 移動した際、教授のアシスタンは教授ポッドを指定された方法で一つ置く。
フェイズB
- ウェザーマシン(助手ポッドの居る列にポッドが全て配置されているか)
- 起動する。(配置している) ボーナスを得ることが出来る。
- 起動しない(配置していない)ボーナスは得られない。
各部門
- アクション時 各許可証の獲得/支払いを行うことで実行できる。
供給部門
- 作業場を拡張する。
- ポットを製造する。
- 優先権を得る。
- 薬品を獲得する。
- 薬品を売却する。
政府部門
- パーツを売却する。
- 政府資金マーカーを1マス進める。
- 政府のマシンにポットを置く
- 援助タイルを獲得しパーツと入れ替える。
- 論文トークンを獲得する。
- 即時援助を受ける。
- メインボードにある援助タイル1枚とその行と列に対応するボーナスを得る。
- 選択した援助タイルのボーナス効果を得てタイルを裏返す。
実験部門
- 実験する
- 実験資金マーカーを1マス進める。
- ウェザーマシンにポットを置く。
- 薬品を1個支払う。
研究開発部門
- 研究する
- 技術革新
- 発表した論文を1つ選ぶ。
- 科学許可証を支払い、技術革新マーカーを異常気象タイルに置き、ボーナスを得る。
- ギアを並べて試作機を作成し、CPを獲得する。
- 表彰トークンを1個獲得する。
- 一番難しい部門 最も得点できる場所ですが 試作機のギアを並べる必要とポットの代用関係の理解するのに時間が必要でした。(とりあえず異常気象に合わせたギアを用意できたら それらは全て得点 ポットがある箇所のギアは軽減できる。 そして自分のポットがあれば得点できると思っていたらいいでしょう。)
投資タイル(取得したタイルをサプライに戻す。)
- 目標タイルを配置する。
- 対応する資金マーカーの部門と同じ未使用の目標タイルを除外し 資金マーカーの効果を得る。
超重量級の複雑なゲームを作ることで有名なラセルダ氏の作品
キックスターター作品でしたが「ふるりん本舗」さん経由で日本語化して作成されたので思わず蹴ってみました。
もともとアイコンで内容が分かる 言語依存のゲームではありませんが、始めから日本語にルールが対応してくれているのは助かります。
ゲームの進行はイメージとしては、政府から資金援助を受けながら、研究所の拡張、研究(ウェザーマシン・気象)&論文作成、論文を発表 論文の実験実証を4箇所のスペースで賄うようになっています。
なので、取っ付きは複雑なので悪いですが 一度流れを掴むと 次になにをすればいいのかと見通しは良い方だと思います。
最初は、作業場の拡張と気象実験を中心とし、ギアは報酬から得て、ポットと薬品を中心にコストを支払い獲得していく方針でいき、ギアが手に入ると政府援助を得るってスタイルがいいかな?(現在も試行中)