Schoulars of the south tigris (南チグリスの学者)


南チグリスシリーズの第2弾
今回は、書物を探して翻訳家にヘブライ語に翻訳して貰います。

コンポーネント

Shem Phillips&SJmacdonald作 
人数:1~4人 
ダイス100個 半透明ダイス15個 労働者駒56個 影響力駒80個 黄金駒35個 銀貨トークン50枚 研究マーカー24個 中立マーカー1個 プレイヤーマーカー4個 写本カード48枚 カリフカード4枚 アクションカード28枚 目標カード6枚 開始写本カード6枚 開始時翻訳家カード10枚 資源カード10枚 カリフ準備カード1枚 翻訳家カード64枚 プレイヤーボード4枚 スタートマーカー1枚 布袋4枚 メインボード1枚 ソロボード1枚 ソロプレイ用サマリーカード1枚 計画カード6枚 




(目標)

最多勝利点

  • ダイス値による勝利点(色ダイス−白ダイス)

  • プレイヤーボード下の引退した翻訳家カードの勝利点
  • 支配しているギルド上部に示された勝利点カードとカリフカードの上段・中段の枠にある影響力駒からの勝利点

  • 6つの研究所トラックのマーカー位置からの勝利点

  • プレイで得た各写本カードからの勝利点

 

(終局)

  • カリフカード4枚が全て公開される。

  • そのラウンド終了後、最後の1ラウンドを行う。
  • ダイス値を算出する。
    • 所持するダイスを全て公開して、ダイス値(色付きダイスー白ダイスの数)を数える。
    • ダイス値が小さいプレイヤーからマーカーを配置し応じた勝利点を得る。
    • 同点時、該当得点を合計して人数で配分する。

 

準備

翻訳家カード

  • 翻訳家カードをカード別によく混ぜ、砂漠面にして同じイラストに配置する。
  • 写本カード48枚をよく混ぜ、地図スペースに6枚、知恵の館の上段に3枚表向きに配置し、残りは山札として裏向きに脇に置く。
  • 開始時翻訳家カード10枚をよく混ぜ、4枚をランダムに公開し、残りは箱に戻す。
  • 資源カード10枚をよく混ぜ、公開された翻訳家カードの下にランダムに配置し、残りは箱に戻す。
  • プレイヤーボードとカード・マーカーを用意し、規定の場所に配置する。
  • 中立マーカーを地図の下部中央に配置する。

写本カード

  • 平常モードか英雄モードを決める。
  • カリフカード(終了トリガー)を加え、モードの通り6つの束の写本の山に加えてよく混ぜ、一つの山に重ね「写本の山」に地図のとなりに配置する。
  • 残りはの写本カードは脇に避けておく。

プレイヤーボード

  • 目標カード6枚をよく混ぜ、各プレイヤーに1枚づつ配る。
  • それを個人ボードに配置し、各マスに労働者駒と指定されたサイコロを置く。
  • 開始時写本カードを受け取る。(目標カードと同じ人物の写本カード)
  • それは、翻訳済み写本カードとみなす。
  • 手番順と逆に翻訳家と資源カードのペアを選び、翻訳家には影響力駒を1つ 資源は指示通りに解決する。
  • 選ばれなかった翻訳家は中立に 資源カードは箱に戻す。


 

概要

  • 遠征により写本を探し、知恵の館に納め、翻訳家を雇い、写本をアラビア語に翻訳する事を目指します。

プレイヤーアクション

  • 労働
    • アクションカード1枚をダイス+労働者駒(最大2個)と共にスロットへ配置する。(同じ色=6、異なる色=ダイスの色を変える)




※馬(遠征)アクション 黄色パワー3 = 遠征の駒を最大3マスまで進められ、止まった先の効果を得る。そして、黄色なので道中の該当する効果も得る。




※グラフ(研究)赤のパワー8 = 赤の研究トラックを1マス進めて、2金を得る。

  • 休憩
    • 写本の山の底から1枚を公開する。
    • 研究トラックからの収入を獲得
    • 使用したダイスを布袋へ
    • 使用した全アクションカードを手札へ

ルール

目標カード

  • 労働者2個と二次色ダイスが1個乗っています。
  • 上段の要件は、指定された翻訳家に干渉した場合に開放されます。
    • 派出・雇用・翻訳時・引退・黄金駒の配置・取得時
  • 中段の要件は、指定されたギルドから写本を1枚翻訳すること。
  • 下段の要件は、指定トラックまで自分の研究マーカーを到達させること。
  • 開放することにより、新たなアクショントラックが使用可能になる。

  • 色は、組み合わせにより二次色を作製できる。
    • 例:赤&青=紫
  • ダイスと同じ色の労働者駒を配置すれば、6として扱う。

ダイス

  • 袋から出したダイスは必ず振る。
  • ダイスを引く時に袋にダイスが無い場合、現在のアクションに用いているものを除く全てのダイスを布袋に戻してから引く。
  • 自分では袋の中のダイスを確認することができるが、他のプレイヤーは確認できない。

内容物の制限

  • 影響力駒は個数に制限があるが、置く権利はあるので、写本カードやギルド1つから自分の影響力駒を1つ動かすことができる。

アクション

人事

  • 派出
    • 価値を参照するが、派出は無料アクション
    • カード右上の効果を発揮してから、デッキの底に戻す
  • 雇用
    • 価値を参照し、メインボード下部の部屋の価値により銀貨トークンをコストを支払う。
    • 翻訳家の配置効果(ボード面)を適用する。
    • 黄金駒は、翻訳家が引退に必要なコスト

遠征

  • 地図外周にある、プレイヤーマーカーを移動させる。
    • ダイス目以内の移動が可能
    • ダイスの色と同じルートを通過すれば、その報酬を得る。
  • 白マス停止
    • 記載されている報酬を得る。
  • 黒マス停止
    • 写本カードを知恵の館に献上する。
      • 追加コストは、銀貨トークン4枚
      • 配置場所は、常に各ギルドの上部から下部に向かって配置する。
      • アクションの色とギルドの色は一致しなくてもよい。
      • 配置面にある報酬を得る。
      • 写本カードのシンボルに該当する研究マーカーを進める。

研究

  • 奇数マス
    • 休息を行った時に参照する。
  • 偶数マス
    • 示されている利益を即座に得る。

翻訳

  • 写本の言語をアラビア語にまで変換する。
  • 写本を所属するギルドの色と合わせたアクションの色を合わす。
  • 変換に必要な翻訳家に黄金を支払います。
    • 他のプレイヤーの翻訳家ならば、銀貨1枚をプレイヤーにわたす。
    • 中立の翻訳家ならば、サプライに銀貨1枚を戻す。
    • 翻訳した写本カードはプレイヤーボードの上部に置く。
    • 写本の右下シンボルの研究トラックを進める。
    • 写本中央に即時効果があれば適応する。
  • 翻訳家の引退
    • 翻訳家上の黄金を全てサプライに戻す。
    • 影響力駒を持ち主に返す。
    • 引退する翻訳家の雇用主は、プレイヤーボードの4つのアクションスロットの1つに下部に翻訳家カードを差し込む。
    • 同じアクションスロットに重ねる場合は、コストとして1銀貨支払う/白ダイスを1個得て袋に詰める。
    • 中立の場合は、翻訳家の山札の底に戻す。

休憩

  • 写本の山札の底から1枚引き公開する。
    • 写本カード
      • 右上の勝利点を確認し、地図外周の中立マーカーをその数値分白マスを飛ばして進める。
      • 中立マーカーに隣接する写本カードに影響力駒があれば、知恵の館に写本カードが置かれていないギルドがあれば、左・上部から配置していく。なければその写本は破棄する。
      • 中立マーカーに隣接する写本カードに影響力駒がなければ、それと交換して、知恵の館に写本カードが置かれていないギルドがあれば、左・上部から配置していく。なければその写本は破棄する。
    • 収入を得る。
      • プレイヤーボードの左から処理を始める。
      • 使用したダイスを袋に戻す。
      • 全アクションカードを手札に戻す。
    • カリフカード
      • カリフカードを即座にメインボード右上左から置いていく。
      • カリフカードの効果を適用する。
      • 各ギルドの支配プレイヤーは、自分の影響力駒1個を公開されたカリフカードの空いている枠の1つへと移さなくてはならない。
      • 紫→オレンジ→緑と解決する。
      • 可能であれば、塔の一般スペースから移動させる。
      • この時点で、ギルドに影響力があり支配していなかったプレイヤーにはミニボーナスが発生する。(各ギルドごとに)
      • ギルドの影響力を確認する。(引き分けの場合 ギルド支配はできない。)
      • カリフカードの裏面のギルド長の影響力を置いて解決する。

影響力

  • 翻訳家の雇用
  • 写本カードへの影響力
  • ギルドへの影響力
  • カリフカードへの影響力

感想

遠征して、様々な書物を得て、その書物を翻訳するために 翻訳家を雇用し アラビア語に翻訳する 更に様々な研究も続けていく。
イメージは掴みやすく、アクションが幾つもあり自由度も高いです。
で、いつも通り どのアクションから始めればいいか?と 迷うこともあり最初は戸惑うでしょうね。
ですが、いつもこのシリーズは、得られる効果などは全てボードに記載されているので遊びやすいです。
ただ、カリフカードの処理が少し複雑なのでそこは面倒ですね。(ゲームとしては、持ち主さんに処理して貰えばプレイヤーとしては問題ないです。w)
このゲームの特徴 ダイスの色を合わせたり、労働者駒の使い方も色や数字を変えたりできるので考えるのが楽しいです。
考えることが多く、プレイ時間は長くなると思いますが遊びがいのあるゲームです。
 
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