El Grande(エルグランデ)


スペインを舞台にした、エリアマジョリティゲーム
1995年に出版され、ドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞どちらも1位を獲得しています。
メビウスゲームズさんが日本語版を発売してくれました。

コンポーネント

WolfgangKramer Richardulrich作
人数:2~5人
ゲームボード1枚 秘密ディスク5枚 カード145枚 得点タイル2枚 木製コマ162個 スタープレイヤーマーカー1枚 塔1個

(目標)

最多勝利点

  • 塔の得点
  • 各領土の得点(1位、2位、3位)
    • 国王:国王の領土で1位の場合+2点
    • 大公:自分の大公がいる領地で1位の場合+2点

  • 同点時
    • 1ランク下の得点を人数分得る。
    • ゲーム終了時は引き分け

(終局)

  • 9ラウンド

概要

アピールポイント

  • ルールがシンプル しかし合理的
  • 少し前の作品なので、インタラクションがバチバチ!!
  • 終了時の盤面がにぎやか。

プレイヤーアクション

  • アクションカードの公開
    • 裏向きの5つのアクションカードの山の一番上を公開する。
  • パワーカードのプレイ
    • スタートプレイヤーから左回りで順にカードを公開する。
    • 同じ番号のカードは出せない。
  • 手番の行動
    • パワーカードの番号の大きい順から行動を開始する。
  • 騎士を手元に補充する。
    • パワーカードに記載されている騎士の数をストックから手元に補充する。
  • アクションカードの使用
    • 5つの山札から1枚を選択
    • 騎士を配置
    • スペシャルアクション
      • 塔に入れる場合は入れる数を宣言する。
      • 塔の中身は確認できない。
    • 国王
      • 国王のいる領土は絶対に変化できない。
  • 残りのアクションカードを全て破棄する。
  • 得点計算
    • 秘密裏に秘密ディスクで領地を選ぶ。
    • 塔の騎士駒数を比べ得点計算を行う。
    • 秘密ディスクに応じた領地に塔の騎士駒を移動させる。
    • 各領地の順位を決める。

ルール

  • パワーカード
    • 行動順の決定(大→小)
    • 騎士駒のストックからの補充
    • 次ラウンド スターターの決定(最小値)


※ストックから騎士駒を4つ手元に取り出します。

  • アクションカード
    • レベルが1〜5まであり、個々に山札を作ります。
    • 騎士の配置個数の決定
    • スペシャルアクションの実行
    • ラウンド毎に山札から全てめくる。(使い捨て)
    • レベル5のカードは1枚を再利用する。


※騎士を4体配置可能
※大公を好きな場所に移動させる。

  • 領地カード
    • 国王の配置に使用
    • 大公の配置に使用
    • ボットとして使用


  • 国王
    • 領地カードを引きそこに国王を配置
    • 国王の居る領地はなにも影響は受けない。
    • この領地で単独1位のプレイヤーに+2点の追加点



  • 大公の配置
    • 領地カードを引きそこに大公と騎士を2体配置
  • 大公自身はエリアマジョリティには貢献しない。
  • 自分の色の騎士のマジョリティが1番だったら+2点の追加点



  • 秘密ディスク
    • 塔にいる騎士の配置先を決める。
    • スペシャルカードの効果で使用する。


  • 騎士の配置
    • 国王の居る領地と隣接する領地にパワーカードに記された分の騎士を配置する。
    • または、その一部を個数を宣言して塔の中にいれる。



準備

  • 各プレイヤーはパワーカードを13枚所持する。
  • 領土カードを全てシャッフルし1枚を引き国王を領土に配置する。
  • 各プレイヤーは領土カードを引き、その領土に大公駒と騎士駒2個を配置する。
  • 騎士駒を7個を手元に置き残りの騎士駒はストックに集める。

手番が一周する毎に、盤面が大きく変わりこれは楽しいです。
単独でないと得点が難しいので、行動順や騎士の獲得 そして配置とスペシャルアクションの選択が非常に悩ましいし、対戦相手と直接競合するのがシビレます。
まあ、ここまで直接やりあうのは最近では珍しいので苦手な人が多いとは聞きますけれどね。💦
個々に小箱が用意されているので、ゲーム準備もスムーズだし、すっきりと収納j出来きます。
 

この塔 ゲートを上げるとコロコロと中の騎士たちが転がり出します。

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