Sheriff of Nottingham: 2nd Edition(ノッティンガムのシェリフ)


商人と保安官の知恵と度胸のせめぎ合い。

コンポーネント

Sérgio Halaban, André Zatz作 
人数:3~6人
商品コマ204枚(認可品144枚 禁制品60枚) 高級化品カード12枚 闇市カード6枚 シェリフ代理カード6枚 分捕り品タイル1枚 コイン133枚 商人ボード6枚 カバン6個 シェリフコマ1個 シェリフ代理コマ2個

(目標)

  • 最多勝利点
    • 商人ボードにある商品点
    • 持っているコイン
    • 王と女王のボーナス
      • 1位が複数 (王と女王の合計を人数割りする(切り捨て))
      • 2位が複数 (女王点を人数割する(切り捨て))

    • 同点時
      • 認可品の枚数
      • 禁制品の枚数

(終局)

  • シェリフを3回プレイ(3人、6人)
  • シェリフを2回プレイ(4~5人)

準備

各プレイヤーに、商品ボードとカバンを渡す。
各プレイヤーは、50ゴールドを獲得する。
全ての商品カードを混ぜ一つの山札とする。
各プレイヤーはに6枚配布する。

概要

  • 商人は、市場に商品を持ち込みたいが、認可品では利益が低いので利益の高い禁制品を持ち込みたい。しかし、シェリフに見つかると商品は取り上げられた上ペナルティも払うことに・・・
  • シェリフは、市場に持ち込まれる禁制品を見つけ出し、ペナルティを商人から得たい。しかし、宣言通りの認可品なら自分がペナルティを払う事に・・・

商品カードには2種類あります。
一つは認可品
もう一つは禁制品となります。
許可品は、青枠 価値・ペナルティ・商品の種類が記載されています。

禁制品は、赤枠 価値・ぺナルティ・商品の種類・禁制品マーク

高級品は、紫枠 価値・ぺナルティ・商品の種類(許可品の枚数を増やす効果もあり)・禁制品マーク

ルール

商人

手札の入れ替え
  • 最大5枚まで、手札のカードを表向きで自分の前に出し、同数のカードを山札から引く。
カバンの更新
  • 最大5枚まで、カバンの中に他人に見られない様に入れる。
申告
  • カードの枚数は、正確に申告しなければならない。
  • カードの種類は認可品1種類のみしか申告出来ない。(嘘も可能)
賄賂
  • 取引材料
    • 自分の持つコイン
    • 自分の商人ボードにある認可品及び禁制品(種類の指定も可)
    • 現在自分の鞄に入っている商品(種類の指定も可)
    • 将来の約束
      • この金額でBの荷物は必ず検査してくれ。等

 

シェリフ(保安官)

取引
  • ラウンド中に賄賂で成立した取引は可能な限り実行する。
検査
  • カバンを検査するかしないかを選ぶ。
    • 検査をしなかった場合
      • そのカバンを持ち主に返す。
      • 持ち主は、認可品は公開して指定の場所に、禁制品は非公開で指定の場所に置く。
    • 検査した場合
      • 禁制品・虚偽あり(その分のペナルティの合計ゴールドをそのプレイヤーから徴収する。
      • 申告通りの認可品の場合(そのペナルティの合計ゴールドをそのプレイヤーに支払う。

見た目は取っ付きが悪そうなゲームですが、内容は至ってシンプルです。
要は宣言通りに荷物をいれるか、禁制品をこそっと、あるいは大胆に混ぜ込むブラフや心理戦が楽しめます。
大人数で遊ぶのに適していますので賑やかに遊べると思います。

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