Simone Luciani氏, Daniele Tascini氏 コンビでのTシリーズ
とらの手持ちでは、テオティワカン・テケンに続きます。
ダイスドラフトによるワーカープレイスメントゲーム
ダイスをとって、色に対応した資源を得て ピックした場所のアクションを行うと言う ルールも明快な方で、スッキリした見通しの良いゲームです。
コンポーネント
Daniele Taschini & Simone Luciani作
人数:1~4人
ゲームボード1枚 プレイヤーボード4枚 ダイス20個(5色✕4個) 方位磁石マーカー1枚 ダイス袋1つ アクションホイール1枚 アクションタイル6枚 アクションポイントカウンター20個 町タイル8枚 見本市タイル11枚 見本市市開催タイル4個 大聖堂タイル25枚 建設コストタイル9枚 不正トークン6枚 ボーナスタイル54枚 契約タイル26枚 自分物タイル45枚 勝利点マーカー(100/200)4枚 ボーナスアクションポイントマーカー20枚 商館駒32個(@8個) 柱駒28個(@7個) 商人駒4個(@1個) 建築士駒4個(@1個) 勝利点駒/国王トラック/手番順マーカー12枚(@3枚) 資源トークン
(目標)
最多勝利点
- アクションフェイズ中の得点
- 国王フェイズ中の得点
- 見本市フェイズの得点
- 終了時得点
- 商館駒✕柱駒
- 完成された建物(人物タイル+紋章)(0/0/5/10/20/30)
- 資源4枚ごとに1勝利点
(終局)
- 4ラウンド
概要
- 初期ルネッサンス基の裕福な商人となり、ティルトゥムからヴェネツィアまで、ヨーロッパの至る所を旅し、交易契約を獲得したり、大聖堂建設に投資したり、貴族の支援を得たり、本業である重要な見本市に参加したりして最も有名な商人を目指します。
アピールポイント
- サイコロを1つとるだけで、資源とアクションができる。
- 出目も金貨により変更可能 自由度が高いです。
- ボードへのタイル配置・中間勝利点はランダムでリプレイ性が高い。
- 多種多様なタイルを使い、やり繰りによる多様性が高い。
プレイヤーアクション
- ダイスを1つ選んで取る。
- 金貨でダイス目を変更できる。
- 資源を得る。
- 該当アクションを行う。
ルール
準備フェイズ
- サイコロをふり(2/3/4=8/11/14)対応するアクションホイールに配置する。
アクションフェイズ
ステップ1
- ターントラック右端の不正トークンを1枚めくり、王国トラックのマーカーを移動する。
ステップ2
- アクションホイールからダイスを1つ取る。
- ダイスの色と数に合わせた資源をえる。
- 対応するアクションを実行する。
商人アクション
- 商人駒の隣接地への移動(1AP)
- 商館建設(1AP)
- タイルの取得し倉庫へ置く。(1AP)
- (関連)見本市
人物アクション
- 人物ディスプレイから人物タイルを1枚自分の倉庫へ置く。(1AP)
- 人物ディスプレイの人物タイルを総入れ替えする。(1AP)
- 倉庫の自分物タイルを、自分のプレイヤーボードの部屋へ移動する。(1~3AP)
- (関連)商館の開放
契約アクション
- 契約ディスプレイからタイルを1枚とり倉庫に置く。(?AP)
- 資源を一つ、別の資源に変換する。(※最初の1枚目は2枚取得できる。)(1AP)
- 手番終了時:契約タイルを右に詰め、空いた端に新たな契約タイルを配置する。
- (関連)柱駒の取得
国王アクション
- 王国トラック上の自分のマーカーを1スペース進める。
- 次のラウンドのイニシアチブにも関係します。
ジョーカーアクション
- 上記のアクションのどれか1つを行える。
職務
- 黄金2枚:好きな資源を1枚得る。
- 倉庫にある契約タイル1枚を資源を支払い、ボード上部の契約スペースに左端から配置する。(勝利点化&追加利益)(柱駒の開放)
- 倉庫にある紋章タイルを1枚食料を支払い、ボード下部の紋章スペースに配置する。(追加利益)
- 柱駒が置かれている地域の大聖堂タイルを石材を支払い獲得する。(得点化)(重複不可)
王国フェイズ
ステップ1
- 王国トラックで一番進んでいるマーカーに王国トラックのタイルを取捨選択する。(R4時は4点獲得)
- 位置による勝利点の増減を行う。
ステップ2
- 手番トラックを並び替える。
- 王国トラックのーエリアのマーカーを0に調整する。(+はそのまま)
見本市フェイズ
- (条件)見本市の行われる町に、商館 もしくは 商人駒がある。
- 見本市の条件の通り得点計算を行う。
整理フェイズ
- アクションホイール/国王トラックにタイルを補充する。
- 全ての不正トークンを混ぜ、ランダムに3枚選び所定の場所に配置する。
- ダイスを全て回収する。
- アクションホイールを1エリア分右に回す。
- 準備フェイズに戻る。
終了時
- 都度都度小計しているので、最後の計算は手間がかからないです。
- 一番進んだ人が勝者となるので、同点勝利は発生しません。(笑)
全体図
面白いです。
複雑そうな見た目に反し、どのアクションも強弱がなく重要ではあるが、自由度が高く適度にインタラクションもありゲームに集中できます。
遊ぶ度に、盤面も大きく変わりリプレイ性もバッチリです。
まあ、片付けが大変ですが これはお気に入りの1つになりました。