MYCELIA(マイセリア)


キノコのイラストがリアルなボードゲーム
一目見て衝動買いしました。
ネットワークを駆使して、キノコの勢力を拡大していきます。

コンポーネント

J.J. Neville作 人数:1~4人 
キノコカード69枚 キノコトークン20個(5個✕4人) 胞子トークン120個(30個✕4人) 胞子カウンター20個(5個✕4人) 親キノコトークン4個 プレイヤーマット20枚(5枚✕4人) 昆虫トークン20個 風向きダイス1個 オートマカード10枚 オートマ参照カード2枚 プレイヤーサマリー4枚 ゲーム終了トークン1枚 



(目標)

最多勝利点

  • ボードに出したキノコカードと腐敗したキノコカードの勝利点
  • 昆虫トークン点(2枚@1点)
  • 同点時
    • 成菌させたキノコカード枚数
    • 昆虫トークンの枚数

 

(終局)

  • プレイヤーマット5枚全てに腐敗カードを配置した時。
  • 最後の腐敗カードの処理を行う。
  • 即座にゲームは終了する。
  • ゲームを終了させたプレイヤーにゲーム終了トークン(5点)を渡す。

 

準備

メインボード

  • 三角タイルの山札を2つ作成する。
  • それから各6枚 合計12枚のタイルを使用して六芒星に配置する。

  • キノコカードをシャッフルして各プレイヤーに3枚配る。

プレイヤー

  • プレイヤーマットを順番に並べる。
  • 胞子カウンターを一番左マスに配置する。

カードの公開

  • キノコの山からカードを3枚公開する。

親キノコの配置

  • 手番の最後から親キノコを配置します。

 

ルール

  • 手番 以下のアクション(6アクション)の内2つを実行する。(重複出来ない)

 

移動

  • 親キノコを最大2回移動させる。
    • 往復が可能(元いた場所に戻る)
    • 他のプレイヤーの親キノコと同じ場所には入れない。
    • 連鎖を切れば他人の胞子を利用できる。
    • 他の子キノコと同じ場所ならば、子キノコの行動を止めることができる。
    • 昆虫トークンを取得できる。

 

探索

※フィールドを拡大します。

  • 山札から三角タイルを1枚配置する。
    • 昆虫マークがあれば昆虫トークンを配置する。
    • 黒色タイルは、オールマイティ(ワイルドタイル)
    • タイルの色は栄養源を現しているらしいです。



 

飛散

※成菌アクションをするために、胞子トークンをバラ撒きます。

  • 胞子トークンを配置する。
    • 親か子キノコの内 1つを決める。
    • 親 胞子2個 子 胞子 指定個数
    • 子キノコは、胞子カウンターで2回まで管理する。(以後腐敗へ)
    • 風向きサイコロにより方向を決める。
    • 胞子の分散:風向きに放射状に胞子トークンを配置する。
    • 胞子の支配権:胞子トークンは、親・子キノコを連続して繋がって(ネットワーク化)いる必要がある。


 

成菌

※胞子トークンをコストに、手札のキノコカードを個人ボードに配置します。

  • 手札からキノコカードをプレイする。
    • カードの記載されたコストを胞子トークンで支払う。
    • 同じ菌糸体(ネットワーク)を使用して、子キノコを取り除いたキノコトークンの空きマスに配置する。
    • 他のプレイヤーの菌糸体をブロックしている場合、その胞子トークンも利用できる。
    • 手札からそのキノコカードを支払ったキノコトークンの場所に配置する。
    • 子キノコは、他の子キノコトークンと重複しない。


 

腐敗

※胞子をばら撒いた後のキノコカードの能力を使用します。

  • (条件)子キノコが2回胞子を飛散させている。
    • 腐敗させるキノコカードをプレイヤーマットの下部に差し込む。
    • 腐敗させる子キノコトークンを対応するプレイヤーマットに戻す。
    • 胞子カウンターを元の位置に戻す。(左端)
    • キノコの腐敗時効果を発揮する。
      • 即時効果・永続効果・キノコ強化

 

発見

※新しいキノコカードを手札に加えます。

  • 公開されているキノコカード3枚の中から1枚選ぶか、山札から1枚とる。
  • 手番終了時に、公開されているキノコカードを3枚に戻す。

 

昆虫トーク

※特殊効果を使います。

  • 親キノコのみが獲得できる。
  • 手番中いつでも使用できる。
    • 昆虫トークン2枚:他のプレイヤーの親キノコを移動させる。
    • 昆虫トークン1枚:公開されているカードを全て破棄して入れ替える。
    • 手札のキノコカード3枚を破棄することで昆虫トークン1枚を得る。

感想

六芒星が特徴的なフィールド
胞子のネットワークをフィールドに広げて各種キノコを育てていきますが、ネットワークは直ぐに他プレイヤーによって分断・利用されていくので盤面が目まぐるしく変わっていきます。
ルール自体はサマリーも付属しているのでそう難しくないですし、アクションを2回出来るので自由度は高いです。 ただ胞子を飛ばすのは風(ダイス運)のため思い通りにはいきませんが、自然ぽくていいですね。
盤面は徐々に広がっていき、胞子トークンが並び賑やかになります。
5種類を直ぐに揃える、早上がりも可能ですが多分点数が伸び悩むでしょうから何時 終了トリガーを引くかの駆け引きもあると思います。
多種多様なキノコカードを使用するために胞子のネットワークを如何に利用するのかを考えるのが楽しいゲームです。
 
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