名作 プエルトリコがカードゲームになりました。
それがサンファン
これはそのサンファンのカード能力調整及び拡張が1つ入ったバージョンです。
新たな世界でどの役割を選んだとしても目的は一つ
それは富と名声をえること。
もっとも儲かる生産施設を持つのは誰か。
もっとも重要な建物を造るのは誰か。
そして、最後にもっとも多くの勝利ポイントを獲得するのは誰か。
(目標)
最多勝利ポイント取得
(終局)
12枚目の建築物を建築
概要
本家と同じ、バリアブルフェーズオーダー
手番プレイヤーが、メニューの一つを選ぶと全員同じ行動をします。
特典として、手番プレイヤーは少しだけ効果が優遇されます。生産施設44枚
- 5種類の生産施設があります。
- 同種の建物は何枚でも建てられます。
- 数字が高い施設の商品は高価に売却できます。
都市施設68枚
- 白無地のカードです。
- 同種の建物は各3枚ありますが、建てられるのは1枚だけです。
- カードには、建築コスト・名称・効果フェイズ・効果・勝利ポイントが記入されています。
- カード効果により、該当フェイズが強化されます。
商館カード5枚
- 5種類の数字があります。全てを集めて1つの山札にします。
- 商人アクション時に山札から1枚オープンし処理後、山札の一番下に戻します。
- 商館カードは、各生産施設の商品価値を示しています。
- 対応した色の商品カードを売却(捨札)して山札から対応する枚数を手札に加えます。
監督カード1枚
- スタートマーカー兼ラウンド開始するまでの処理手順
役割カード5枚
各プレイヤーはこの中から1つを選びます。役割カード
建築士
- 手札から1枚、建物を建てる事ができます。
- 建築コストは、上部の数字
- コストの支払いは、手札のカードを捨札にします。
- 例:井戸を場に出す時は井戸以外のカードを2枚捨札置き場に捨てます。
- 特権があるとコストが-1になります。
- 例:鍛冶屋の場合 手札を捨てずに配置できます。
監督
- 生産施設で、1つ商品を生産できます。
- 商品は、該当生産施設に山札からカードを1枚裏向きで置きます。
商人
- 商館カードを1枚オープンし、それを参考に商品を1つ売却し山札からカードを補充します。
参事会議員
- サーチドロー系 欲しいカードを見つける為に使用します。
金鉱掘り
- 特権のみ カードゲームでドローは大事。手札が自分だけ1枚増えます。
準備
- 建物カードを全て集めシャッフルし一つの山札をつくる。
- 隣に役割カード その上に商館カードを配置します。
- 手番プレイヤーを決め、提督カードを渡します。
- 各プレイヤーに、建物カードを4枚 インディゴ染料工場1枚を自分の施設として配置します。
ルール
- 提督カード所持者からスタートします。
- 役割カードを1枚必ず選びます。
- 選んだアクションを任意で行います。(全員)
- 特権を含めたアクションのパスは可能です。
- 選ばれた役割カードは、その後ラウンド終了まで使用できません。
- 全員アクションを終了又はパスを行えば、次の人が役割カードを選びます。
- 全員役割カードの選択を行えば1ラウンド終了です。
- 誰かが、12枚めの建物カードを配置できたらゲーム終了です。
この塔の様に高いカードの山
このゲームは、カードの裏面にも効果をつけています。
それは、お金であり、商品であったりします。
表面も情報がびっしりとあり これらのおかげでカードゲームですがボードゲームに匹敵する手応えのあるゲームになっています。
また、ゲームに対するイメージがハッキリしているのもいいです。
自分の街に、工場を作り商品を生産し販売 得た収益で建物を建て街を豊かに(勝利点)にする。
街を発展させていくと言う、凄く分かりやすいです。
ゲーム性も負けていません。
役割カードの選択では、同時行動なので相手の有利になることもあるので何を選べば得をするのか常に考えさせられますし、コスト拡大再生産要素もあり、何処で得点化に走ればいいのかと相手との駆け引きもあり悩ましさ抜群です。
逆に、見た目は軽そうなカードゲームなのですが 実際は中重量級の情報が詰ったゲームですので初心者に勧めるには心配りをして上げて下さい。
私は・・・・失敗しました。
以降 ゲーマー寄りのゲームと認識しています。(笑)
騎士の記念碑
最初 9点として処理をしていたが強すぎました。(笑)
4勝利ポイントは誤植で5点が正解です。