ル・アーブル


港で建物と船を建設し街の発展を目指していきます。
手番の割には、次々と食料支払いがやってくる事で有名です。

コンポーネント

ウヴェ・ローゼンベルク作 
人数:1~5人
カード110枚(建物33枚:特別の建物36枚:ラウンド/船10枚:借用証11枚:概要/倉庫5枚:ラウンド概要5枚) マーカー420枚(1フラン48枚:5フラン30枚:「牛、小麦:各60枚」「鉄、石炭、毛皮:30枚」「粘土、魚:42枚」「材木:48枚」) 補給タイル7枚 食料タイル16枚 スタートプレイヤータイル1枚  ゲームボード3枚 木製人形駒5個 木製船駒5個)

(目標)

最多資産価値

  • 建物資産カード
  • 現金(フラン)

(終局)

  • ラウンドカードが無くなる。

概要

アピールポイント

  • 資材を取るか、ワーカーを配置するかの2択で意外にシンプル。
  • 建物がランダムに並ぶのでゲーム毎に展開が違う。
  • 補充タイルのめくれ運があるが全てめくられると、ランダム要素のないガチゲーム

ルール/プレイヤーアクション

補充アクション

  • 自分の船を1マス進めて、そこの補給タイルにある品物を供給スペースに配置する。


  • 7番目の補給タイルに船が着いたら、その手番終了時にラウンド終了処理を行いまい、次の手番の人が次ラウンドの最初のプレイヤーになります。

メインアクション

  • 供給スペースにある品物1つを全て得る。
  • 建物カードを使う。(建物の建設や、建設された建物の効果を使用する。
    • 使用料:他プレイヤーの建物カードの効果も使用できます。(コスト:カード右上に記載されている。)主に食料、もしくはお金 食料はお金で代用可能

上記の2つの内1つを実行する。

  • フリーアクション
    • 購入(自分の手番中いつでも) フランを支払う事により建物カードを購入できます。(都市計画エリアからなら一番上のカード)
    • 売却(随時):自分の建物をカードの資産価値の半額で売却できる。 売却された建物は街の建物扱いとなる。



ラウンドの終了

  • ラウンドカードの一番上部の収穫があれば実行する。(小麦粉+1枚、牛2枚以上+1枚 )
  • 食事フェイズ:お鍋の数字分食料を支払う。(フランで代用可能)
  • ラウンドカードを裏返し船のスペースへ置く。


  • 借用書カード:支払い時に支払い能力が無い場合1枚につき4フランをえる。 
    • 利子タイルを船が到達する度に1フラン支払う。 
    • 随時5フラン支払う事により借用書カードを1枚返却できる。
    • 建物や船の購入,借用書の返却時に借用書カードは取得できない。

準備

  • 5フランと石炭1個
  • 特別の建物を6枚選ぶ。
  • 建物カードを3つに分け降順に並べる。(先に人数別に仕分ける)
  • 工務店2枚・建設会社1枚


【ショートゲーム時】
供給スペース 3フラン、魚3,材木3、粘土2、鉄1,麦1、牛1
各プレイヤー 5フラン、魚2、材木2、粘土2,鉄2、牛1,石炭2,毛皮2
標準の建物(小チェックマークを使用)
特別の建物は使用しない。

初出は2008年なので今となってはシンプルなデザイン。
プレイヤーは、資源を取るか、建物アクションを行うかの二択
なんてこと無いのに、非常に悩ましい。
しかも、多人数だと2、3手番で決算となるので食料の取り立てが厳しいです。
食料軽減の船の早い確保が重要ですね。
最善手を探すのに非常に悩みめます。
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